ステッケルミル

ステッケルミルは、入口および出口コイラー炉を備えた可逆式ミルです。 粗ミル、エジャー、および仕上げスタンドをお客様のニーズに応じて追加できます。

ステッケルミルラインの標準構成

• 再加熱炉
• プライマリデスケーラ
• エジャー付粗ミルスタンド
• ロータリークロップシャー
• 入口・出口コイラー炉付きステッケルミルスタンド
• ラミナー冷却システム（高流量または直接急冷セクション用のオプション付)
• ダウンコイラー

操作性、製品品質、生産効率を向上させるプライメタルズ テクノロジーズ独自の機能

パッシブデフレクターロール

各コイラー炉に装備されたパッシブデフレクターロールがストリップの張力変動を低減し、圧延安定性が向上

2段ガイド付きクローズドボトムコイラー炉

特許取得の2段ガイドがストリップをコイラー炉のドラム溝に誘導、さらに炉底を閉じることで加熱効率と均一性が向上

ミル安定化装置（MSD）

特殊設計のステッケルミル向けMSDがリバース圧延時のストリップ通板とテールアウト時の振動を大幅に抑制し、ストリップ誘導が向上

パワーコイラー

より厚みのある高強度の製品を求める市場のニーズに対応し、 4本のラッパーロールを使用してコイルの成形を行うこのダウンコイラーは、最高強度のパイプライン用鋼を含むすべての熱間圧延製品でタイトラップと高品質なコイルを保証

高い柔軟性と機能を備えた厚板ステッケルミルズ

厚板ステッケルミルは、幅広のステッケルミルに厚板ミルの仕上げラインを追加したものです。 ダウンコイラーを経て、ホットレベラーで処理された厚板は、冷却床とシャーラインに進みます。 従来のステッケルラインとは異なり、ロータリークロップシャー（RCS）が入口側ではなく、出口側に配置されていることが大きな違いです。

ミルスタンドの出口側にあるロータリークロップシャーが最終パスでコイルから板を切り出します。 生産量を最大化するには、この「中間板」をできるだけ大きくし、シャーラインで最終サイズに切断する必要があります。 コイル状にならない厚みの製品は、従来の厚板ミルのように別々の板として生産します。

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