FINEX®の特長
経済的なメリット
FINEX®プロセスの特徴の一つは、安価な原料(微粒鉱石、安価な石炭)を使用できるため、高炉ルートに比べ、設備投資、生産コストともに大幅に低減できることです。 年産150万トンのFINEX®プラントは、年産300万トンの最新型高炉よりもコスト効率よく溶銑を生産します。 また、酸素や発電所を考慮すると、FINEX®プラントは高炉ルートに比べて、資本金では約20%、運転コストでは約15%低くなっています。
少ない環境負荷
鉄鉱石と石炭を直接投下FINEX®は、コークス炉プラント、焼結プラント、高炉本体からなる高炉ルートと比較して、環境適合性が非常に高くなります。
FINEX®は、すでに製銑業に適用される最も厳しい環境法令に準拠しています。
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最新テクノロジーによる新しい体験
プラントのタイプ:Finex® F-2.0Mプラント
顧客: POSCO Pohang Works (韓国)
当社ソリューション
2007年に FINEX® F-1.5M プラント導入に成功した後、POSCO は 年間溶銑生産量200万トンのFINEX® F-2.0M プラント建設により、プラントを次のレベルに引き上げる決定をしました。 FINEX® F-2.0M プラントは、2014年1月に稼働を開始しました。 FINEX® F-2.0M は、最適化された設計と操作性の向上により、投資と運用コストを最小限に抑え、環境効率を最大化する、最先端の溶銑生産の次のステップとなる設備です。 費用対効果の面でFINEX® F-2.0M プラントは、世界でもっとも近代的で経済的な高炉の1つと考えられている POSCO高炉をも上回っています。