ニュース&プレスリリース
London2017年12月 12日
JFE スチール社西日本製鉄所(福山地区)の第 3 焼結設 備更新契約を受注
- 新設の焼結プラントの年間生産能力は 480 万トン
- 最新技術の排ガス再循環システムにより環境への影響を低減
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、JFE スチール株式会社(以下、JFE スチ ール社)より、同社の国内生産拠点である西日本製鉄所(福山地区)に新たな焼結設備を納入する契約 を受注しました。この契約には、年間生産能力 480 万トンの焼結設備、焼結クーラー、成品搬送システ ムが含まれ、新設設備は既存の第 3 焼結設備を解体後同じ場所に建設する予定であり、最新技術の排ガ ス再循環システムにより環境への影響が低減されます。新設プラントは、2019 年度第 4 四半期に稼働 開始の予定です。
JFE スチール社の西日本製鉄所(福山地区)に新設される焼結設備の焼結面積は 387 平方メートルにな ります。当社は、焼結設備、焼結クーラー、成品搬送システムを供給するほか、エンジニアリングと現 地での据え付け指導業務も担当します。新設の焼結設備では、最新の排ガス再循環技術が投入され、焼 結工程時の環境への影響が低減されます。また今回のプロジェクトでは、JFE スチール社の要求に沿っ て、水冷式スター・クラッシャーなど最新の設計と仕様が採用されます。今回のプロジェクトでは、焼 結プラントソリューションに対する当社の高水準な技術力と当分野での国際的な実績が JFE スチール社 から評価を受け、受注につながりました。
2003 年に設立された JFE スチール社は東京に本店を構え、従業員 44,000 人以上を擁し、国内 7 ヵ所で 製鉄所を操業しています。同社は鉄鋼製品の製造・販売を手掛け、薄鋼板、厚中鋼板、形鋼、電磁鋼、 鋼管、チューブ鋼、ステンレス製品、棒鋼、線材、鉄粉を扱っており、一部のチタン製品も提供してい ます。
プライメタルズテクノロジーズが JFE スチール株式会社(JFE スチール社)に納入す る新設焼結プラント(計画時点)の CG 画像。
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies, Limited)は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業にとって、エンジニアリン グやプラント建設全般の、世界的リーダーかつライフサイクル・パートナーです。当社は電機、オートメーション及び環境の総合ソリューショ ンを含めた技術、製品、サービスの一式を提供します。鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野部門にも最新の圧延ソリューショ ンをお届けします。当社は三菱重工グループで、株式会社日立製作所、並びに株式会社 IHI が資本参加している三菱日立製鉄機械と、シーメン ス・グループのシーメンス VAI メタルズテクノロジーズ社の統合により発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シーメンスが 49%です。従業員数は全世界で約 7,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:www.primetals.com