ロンドン2016年3月 08日

Primetals Technologies、伊・Acciaierie Valbruna（ヴァ ルブルーナ製鉄）よりビレット連鋳機の近代化工事を受 注

• 断面 180 ミリ角のステンレス鋼及び特殊合金鋼用ビレットが生産可能
• 近代化により大型サイズの最終製品が生産可能に
• さらなる大型製品の生産を可能とする将来改造ベースも確立

Primetals Technologies はイタリアの Acciaierie Valbruna S.p.a.（ヴァルブルーナ製鉄）より、ボルツァ ーノ工場の 3 ストランド（条）方式ビレット連続鋳造機の近代化工事を受注しました。このプロジェク トで、最大断面 180 ミリ角のステンレス鋼及び特殊合金用ビレットの生産が可能になります。連鋳機の 湾曲半径は 7 メートルから 9 メートルに拡張され、将来的には、さらに大断面のビレットを製造する改 造工事も可能。Primetals Technologies は、2015 年に稼働率向上を目指してこの連続鋳造機の改良工事 を実施しましたが、今回の近代化工事は 2016 年の夏季休止期間中に実施予定です。

ヴァルブルーナ製鉄は、イタリア北部のヴィチェンツァに拠点を置き、イタリア製鉄業界のマーケット リーダーとして、ステンレス鋼と特殊合金鋼を製造しています。従業員 1,500 名の民間企業として、同 社は年間 17 万トンの高品質特殊鋼を生産し、この中でボルツァーノ工場は丸棒と六角形断面のステン レス鋼及び特殊合金鋼の生産に特化しています。

Primetals Technologies は 1992 年に同社ボルツァーノ工場に湾曲半径 7 メートル、年間生産能力 20 万 トンの 3 ストランド(条)方式ビレット連続鋳造機を納入。今回の近代化改造工事では、この連鋳機の湾 曲半径を 9 メートルに拡張予定です。この改造は 160 ミリ角以上のビレット製造に不可欠ですが、同時 に、将来的な 200 ミリ角のビレット製造への能力拡張の基盤も構築できることになります。

Primetals Technologies がイタリア・ヴァルブルーナ製鉄のボルツァーノ工場に納入す る 3 ストランド(条)方式ビレット連鋳造機

原文プレスリリース及び資料は、以下の URL よりご覧になれます。 www.primetals.com/press/

Primetals Technologies 公式ツイッター: twitter.com/primetals

Primetals Technologies, Limited は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業にとって、エンジニアリングやプラント建設全般の、世界的 リーダーかつライフサイクル・パートナーです。当社は電機、オートメーション及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービス の一式を提供します。鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野部門にも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重 工グループで、株式会社日立製作所、並びに株式会社 IHI が資本参加している三菱日立製鉄機械と、シーメンス・グループのシーメンス VAI メ タルズテクノロジーズ社の統合により発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シーメンスが 49%です。発足時の従業員数は全世 界で約 9,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト：www.primetals.com