ニュース&プレスリリース
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ロンドン、2021年3月 30日
米国、AM/NSカルバート社向けRH式脱ガス設備と連鋳機を受注
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、AM/NSカルバート社(AM/NS Calvert LLC)が新設する製鋼プラント向けRH式脱ガス設備、スラブ連鋳機、およびマテリアルハンドリング設備を受注しました。アルセロールミッタル社(ArcelorMittal S.A.)と日本製鉄株式会社(NSC)の50対50合弁会社であるAM/NSカルバート社の工場は、米国アラバマ州カルバートにあります。設備が完成すると、同工場の熱間圧延機に供給できるスラブの年産能力は150万トンに達します。この拡張により、AM/NSカルバート社は製造品質を完全にコントロールできるだけでなく、自動車業界向けの様々な高品質鋼高品質鋼製造にも広く柔軟に対応できるようになります。建設期間は2年を予定しています。
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ロンドン、2021年3月 25日
サウスワイヤ社キャロルトン工場向け銅棒圧延機を受注
サウスワイヤ社(Southwire Company, LLC)は、近代化と持続可能性に向けた長期戦略のため、銅棒圧延設備SCR-9000Sを新設します。プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、サウスワイヤ社が特許取得済みであるSCR(Southwire Continuous Rod)システムを構成する圧延機とコイラー(巻取機)のエンジニアリング、製作、および試運転を担当します。この銅棒圧延設備は、ワイヤやケーブル用の電解タフピッチ(ETP)銅棒を生産します。新しい圧延設備は米国ジョージア州キャロルトンにあるサウスワイヤ社の工場に設置され、世界最大の銅棒生産能力を持つSCRシステムとなります。
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ロンドン、2021年3月 23日
SSAB社、フィンランドのハメーンリンナ製鉄所向けタンデム冷間圧延機プロセスオートメーション近代化工事を受注
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、SSAB社からフィンランドのハメーンリンナ製鉄所向けタンデム冷間圧延機のプロセスオートメーション(レベル2)近代化工事を受注しました。最先端のレベル2ソリューションが、既存のプロセスオートメーションに置き換わります。通板・尻抜けポイント設定値が高精度で調整され、オフゲージ長が低減されます。このシステムの特徴はESXiによる仮想化技術であり、ハードウェア非依存性を実現しています。仮想マシン上でのシミュレーションによって、新しい鋼種の設定計算を可能にする、インダストリー4.0対応の新しいソリューションです。供給範囲は、システム構築設計、据付指導、出荷前システムテストおよび試運転です。この改修工事は、2021年11月に予定されているシャットダウン中のわずか数日間で完工の予定です。
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ロンドン、2021年3月 18日
ウクライナのMMKI社向けダウンコイラーが稼働開始
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ウクライナの鉄鋼メーカーであるPJSCマリウポリ・イリッチ製鉄所(PJSC Ilyich Iron and Steel Works of Mariupol、以下 MMKI社)向けに納入したダウンコイラーの最終検収書(FAC)を受領しました。この油圧式ダウンコイラーによりMMKI社は巻取りの形状と密度を改善し、製品範囲を拡大しました。コイルの最大重量は27トンから32トン、板厚は8mmから16mmに増大、降伏強度は400Mpaです。将来的には製品範囲を高張力鋼種とガス・石油産業向け鋼種にも拡大するものです。
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ロンドン、2021年3月 05日
ドイツ、ティッセンクルップ スティール社より、デュースブルクでの大規模改良工事およびボフムでの新設工事を受注
金属・鉄鋼産業におけるエンジニアリングおよびプラント建設の世界的リーディングカンパニーであるプライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ティッセンクルップ スティール(thyssenkrupp Steel Europe AG、以下ティッセンクルップ社)よりデュースブルクでの鋳造 圧延ラインの改造と既存連続鋳造機の再構築、ボフムでの2スタンドリバースミル新設を受注しました。本件はティッセンクルップ社が最近投資ファンドの承認を受けて進めている、「ストラテジー20-30」に基づくプロジェクトの大部分を占めます。
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