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galvanizing line supplied by Primetals Technologies

ロンドン2015年10月 19日

Primetals Technologies、中国の唐山鋼鉄集団から 2 基 の連続亜鉛めっきラインを受注

  • 連続亜鉛めっきラインで冷延ラインを拡張
  • 高強度鋼板の生産能力を年間 65 万トン増強
  • 自動車産業向けの製品を生産
  • 特殊アルミニウムシリコンめっき技術も導入

 

Primetals Technologies は、唐山鋼鉄集団が中国の河北省唐山市に保有する第 2 冷延ライン拡張向け に、連続亜鉛めっきラインを 2 基受注しました。これにより、同社の高強度鋼板や、めっき鋼板の生産 能力は年間 65 万トン増強され、製品は主に自動車産業向けに供給されます。投入される第 5 および第 6 連続めっきラインは、既設の冷延ライン横の新設建屋に設置。既設の圧延機も当社製であり、2015 年初 頭から生産を開始済み。今回導入される 2 基の新型連続めっきラインは、2017 年に稼働開始予定で、う ち 1 ラインは、特殊アルニウムミシリコンめっきのラインとなります。

 

同社は河北鋼鉄集団傘下の中国最大の鉄鋼メーカーで、2014 年の年間生産量は約 4700 万トン。第 2 冷 延ラインは、並列のタンデム酸洗ライン、連続焼鈍および連続亜鉛めっきラインで構成され、高強度の 冷延鋼板を年間 180 万トン生産可能。自動車産業向けに高品質鋼も供給中ですが、受注した 2 基の亜鉛 めっきラインは、この拡張計画の一環で、高品質鋼の生産能力増強に対応します。これらのラインでは、 車両ボディー用の製品に加えて、熱間プレス用アルミニウムめっき鋼板も生産予定です。

 

当社はこれら設備の電気、機械およびプロセス装置のエンジニアリング、製造および供給を担当。第 5 めっきラインの年間処理能力は約 25 万トンで、厚さ 0.18~1.5 ミリメートル、幅 850~1,300 ミリメー トルの冷延鋼板に対応。第 6 めっきラインは、厚さ 0.5~3 ミリメートル、幅 850~1,600 ミリメートル の冷延鋼板を年間 40 万トンめっき処理することが可能。今回新たに、冷延鋼板をアルミニウムシリコ ン合金でめっきすることも可能となります。新しいラインは、冷間圧延工場の既存の品質管理システム に組み込まれます。当社は、ラインの組み立ておよび試運転の監督も担当します。

 

 

唐山鋼鉄集団の冷延ラインに設置されている当社製の 既設めっきライン。

Primetals Technologies, Limited は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業にとって、エンジニアリングやプラント建設全般の、世界的 リーダーかつライフサイクル・パートナーです。当社は電機、オートメーション及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービス の一式を提供します。鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野部門にも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重 工グループで、株式会社日立製作所、並びに株式会社 IHI が資本参加している三菱日立製鉄機械と、シーメンス・グループのシーメンス VAI メ タルズテクノロジーズ社の合併により発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シーメンスが 49%です。発足時の従業員数は全世界 で約 9,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:www.primetals.com