ニュース&プレスリリース
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ロンドン2020年6月 02日
ロシア・メチェル社向け、LD(BOF)転炉近代化工事が 完工
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、ロシアの Mechel Group(以下、メチェ ル・グループ)より、チェリャビンスク冶金工場(ChMK)の製鋼所向けに実施した LD(BOF)転炉近 代化工事を完工、最終検収書(FAC)を受領しました。本プロジェクトの目的は、老朽化した装置の更 新、出鋼量を 160 トンに増大させることによる生産能力のさらなる拡大、ならびに、吹錬時間の短縮に よる出鋼時間隔の最適化でした。これは、チェリャビンスクの製鋼所において、プライメタルズテクノ ロジーズが近代化工事を行った 3 基目の転炉です。他の 2 基の転炉については、2011 年 8 月と 2013 年 11 月に完工し成功裏に稼働を開始しています。同時にメチェル社は、転炉からの排出物を削減するため、 新たに冷却塔と排ガス浄化プラントも設置しました。この装置はロシア西部ベルゴロドの Rosenergostal 社が供給しました。
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ロンドン2020年5月 26日
中国最大の銅生産者向け銅棒材圧延機が稼働開始
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)が中国の Jiangxi Copper Company(以下、 江西銅業)向けに納入した SCR 9000 銅棒圧延設備が、供給元の米国ジョージア州キャロルトンの Southwire Company, LLC(以下、サウスワイヤ社)より最終検収書を受領、稼働を開始しました。江 西銅業の生産能力向上を図るために広東省の工場に納入された当社製の切断機、圧延機、巻取機を搭載 したこの圧延設備は、毎時 54 トンという、サウスワイヤ社がこれまでに納入した中で最高の生産能力 を達成しています。当社は、SCR 9000 用の切断機、圧延機、巻取機に対するエンジニアリング、製造、 および試運転指導を担当しました。この銅棒圧延設備は、電線やケーブル用の電解タフピッチ(ETP) 銅の生産に使用されます。
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ロンドン2020年5月 25日
中国の顧客向け高速線材圧延機を受注
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、生産能力向上により、市場の地位強化 を図る中国北部の顧客向けに高速線材圧延機 3 基を受注しました。これらの新しい圧延機は、熱加工圧 延能力が強化されており、同社の主要生産拠点に設置される他の圧延機を補完します。稼働開始は 2020 年半ばから後半を予定しています。
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ロンドン2020年4月 20日
中国・首鋼遷安鋼鉄向け電磁鋼板用 6 スタンド Hyper UC ミルを受注
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、中国河北省遷安市にある首都鋼鉄集団 の首鋼遷安新能源汽車電工鋼有限公司(以下、首鋼遷安電工鋼)の新工場向けに、6 スタンドタンデム 式冷間圧延機(TCM)を受注しました。この TCM には、全スタンドに Hyper UC(Hyper Universal Crown Control)ミルが適用されます。Hyper UC ミルは、より小径のワークロールを採用しているため、 より硬く薄い材料を生産し、製品の品質を向上させることができます。さらに今回当社が納入するミル は、世界で初めてワークロールシフト機能を備えた Hyper UC ミルを 6 基のスタンド全てに適用し、高 級電磁鋼板において高品質なエッジプロファイル制御が可能です。首鋼遷安電工鋼は、このミルの導入 により、電気自動車用の電磁鋼板や超高張力鋼板など、急拡大しているエンドユーザーからの需要に対 応できるようになります。稼働開始は 2022 年中頃の予定です。
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ロンドン2020年4月 05日
中国の HBIS 石家荘鋼鉄向け線材圧延機を受注
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、環境規制への適合と生産性の向上を目 指す中国の HBIS 石家荘鋼鉄有限責任公司(以下、HBIS 石家荘鋼鉄)より、河北省石家荘市のプラント 向けに線材圧延機を受注しました。同プラントは現在、環境保護規制に従って石家荘市の郊外へ移転中 ですが、移転先のプラントに太径線材の熱加工制御圧延用として、生産能力の高いモルガン仕上げ圧延 機(Morgan Reducing Sizing Mill :RSM)技術が導入されることになっています。稼働開始は 2020 年 内の予定です。
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