ニュース&プレスリリース
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ロンドン2021年7月 14日
メトインベスト社と脱炭素化に関する基本合意を結ぶ
キエフで開催された第1 回国際脱炭素フォーラム(International Decarbonisation Forum)において、鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、ライフサイクルサービスの国際的パイオニアであるプライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、国際的な鉄鋼業・鉱業の垂直統合型グループ企業であるメトインベスト社と基本合意を結びました。
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ロンドン2021年7月 06日
中国、桂林萍鋼向け新型電気炉EAF Quantum とレードル炉が完工
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は、中国の鉄鋼メーカーである桂林萍鋼(Guilin Pinggang Iron and Steel Co. Ltd. 以下、桂林萍鋼)より、出鋼量120 トンの新型電気炉EAF Quantum と同120 トンのツインレードル炉について最終検収書(FAC)を受領しました。これらの炉は、成長する棒鋼市場に対応するため、広西チワン族自治区の桂林近くに位置する平楽に新設された工場に納入されました。新型電気炉EAF Quantum は、様々な組成や品質のスクラップを扱うように設計されています。スクラップの予熱により、電気炉に必要な電力量は大幅に低減されています。また、高度に自動化されているため、電源オフ時間は従来の電気炉の約半分に短縮されています。こういった特徴が生産性の向上とともに、操業コストとCO2 排出量の削減を実現しています。
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ロンドン2021年7月 01日
ベトナムのSUNSCO 向け Hyper UC ミルがファースト コイルを生産
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)がMaruichi Sun Steel Joint Stock Company(以下、SUNSCO)ホーチミン鋼材工場に納入した薄物冷間圧延機(Hyper UC ミル)がファーストコ
イルを生産しました。このHyper UC ミルはベトナムにおける1号機であり、高負荷に耐えるMH スピンドルによる小径ワークロール駆動の採用でUC ミルが持つ高い形状制御能力を維持したまま、さらなる高圧下を実現しています。今後、需要が見込まれる薄物冷延材の供給への対応を目的としています。また、この軽量建設材向けHYPER UC ミルは投資額とメンテナンス費用を削減し、需要が高まる薄物冷延材の市場においてSUNSCO の主導的な地位を確立します。詳細情報
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ロンドン2021年6月 24日
HYFORパイロットプラント稼働開始–カーボンフリー水素還元製鉄は次ステップへ
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)による水素ベースの粉鉱石還元(Hydrogen-based fine-ore reduction:以下、HYFOR)パイロットプラントは、オーストリア、フェストアルピーネ社(voestalpine)ドナヴィッツ製鉄所の構内において2021年4月に試運転調整を完了し、引き続き実施された最初のテストに成功しました。今後も様々な微粉鉄精鉱を用いたテストを行い、確かなデータを収集していきます。還元剤は純水素のため、CO2排出量はほぼゼロとなります。HYFORパイロットプラントは、焼結やペレット化といった前処理を必要としない、世界初の微粉鉄精鉱直接還元プロセスを採用しており、従来のプラントよりも設備投資額と操業費用が低コストとなります。HYFORは粒径0.15 mm未満の微粉鉄精鉱をそのまま処理する世界で唯一のプロセスで、世界中のお客様から当社に提供されたヘマタイトやマグネタイトなど多種多様な精鉱に対応します。また、モジュール式設計であるため、プラントのサイズはあらゆる製鉄所規模に合わせることができます。
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ロンドン2021年6月 17日
唐山中厚板有限公司向けモールドエキスパート3台完工
プライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies)は唐山中厚板有限公司(Tangshan HeavyPlate以下、唐山中厚板)の中国、唐山地域にある楽亭(Laoting)工場の連続鋳造機用モールドエキスパートシステム(Mold Expert System)3台の最終検収書(FAC)を受領しました。この新システムは、連続鋳造機のブレークアウト防止効率を高め、メンテナンス作業を軽減します。ブレークアウトが減るため、生産コストも削減されます。試運転は、当社の現地スタッフが、オーストリアにいる当社専門家からのオンラインサポートを受けながら行いました。移動制限があったにもかかわらず、プロジェクトはわずか3ヵ月で完工しました。当社は受注前にこのシステムを対象連続鋳造機のうち1基に設置し、6ヵ月間のテストランを行っていました。
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