ロンドン2022年11月 24日

グリーン スチールへの移行でタタ スチールとパート ナーシップを締結

• グリーン スチール プロジェクト、技術、研究開発における緊密な協力を目的としたパートナーシップを締結
• タタ スチールの目標「2045年までにカーボンニュートラル達成」に向けた重要な一歩

プライメタルズ テクノロジーズ（Primetals Technologies）とインドの鉄鋼メーカー、タタ スチール（Tata Steel）は、グリーン スチールおよび脱炭素化に関するプロジェクトや技術における協力関係を強化するための覚書に調印しました。調印式は、インド、ムンバイのタタ スチール本社で行われました。

カーボンニュートラル

タタ スチールは脱炭素化を優先課題としており、2045年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。この目標の実現へのステップのひとつとして、当社とのパートナーシップが締結されました。

金属鉄鋼業界における環境革新を牽引する当社には、社内全部門に関与し、グリーン スチール技術と業界の変革に取り組むチームがあります。当社はタタ スチールにエンジニアリングの専門知識を提供し、グリーン スチール技術導入を支援します。

「世界のトップランナー」

プライメタルズ テクノロジーズ セールス担当EVP、Norbert Petermaier氏談

「タタ スチールの生産ライン脱炭素化を支援できることを大変喜ばしく思います。当社は、水素還元製鋼、電気製鋼、エンドレス鋳造・圧延技術など、グリーン スチール生産ソリューションの幅広いポートフォリオを持ち、世界のトップランナーとして活躍しています。また、三菱重工グループの一員として、二酸化炭素の回収・利用・貯留に関する技術も持っています。」

実績あるソリューション

タタ スチールは、子会社、関連会社、合弁会社を含め、世界最大級の鉄鋼メーカーです。また、世界各地に拠点を持ち、地理的に最も多様な企業のひとつでもあります。

当社は、脱炭素化、排ガス削減、エネルギー効率改善、循環型社会実現、歩留まり向上などの分野において、高い技術と実績あるソリューションを有しています。グリーン スチールに関するポートフォリオは、上流、下流、冶金サービス、電気・オートメーションからなる鉄鋼生産ライン全体をカバーしています。

調印式にて　左から

プライメタルズ テクノロジーズ

  Biswadeep Bhattacharjee, Vice President Sales and Head of Green Steel India

  Norbert Petermaier, Executive Vice President, Sales

タタ スチール

  Avneesh Gupta, Vice President, TQM and Engineering & Projects

  Ashish Anupam, Managing Director, Tata Steel Long Products Limited

  Prabhat Kumar, PEO

プライメタルズテクノロジーズ（Primetals Technologies）は本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重工およびパートナーの出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。　

公式ウェブサイト：https://www.primetals.com/jp