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ロンドン2024年9月 12日

アルセロールミッタル アイゼンヒュッテンシュタットの熱間圧延ラインが迅速な自動化更新後にファーストコイルを生産

  • プライメタルズテクノロジーズによる熱間圧延ラインの基本自動化システム更新でラインの稼働率が向上 
  • 工事は生産を中断することなく定期点検期間中に段階的に実施

プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)が、アルセロールミッタル(ArcelorMittal)のドイツ、アイゼンヒュッテンシュタット(Eisenhüttenstadt)の拠点向けに自動化ソリューション更新工事を完工した 熱間圧延ラインが、ファーストコイルを成功裏に生産しました。 このラインは、プライメタルズ テクノロジーズの自動化プラットフォームの最先端技術を完全に装備した最初の設備です。 

プライメタルズ テクノロジーズは、新しい基本自動化システムの供給と実装を行いました。 実装は、仕上げ圧延機、コイラーエリア、粗圧延機のそれぞれで2段階に分けて行われました。 この新しい自動化機器とソフトウェアにより、熱間圧延ラインの稼働率が一層向上しました。

緊密な協力態勢

アルセロールミッタルとプライメタルズ テクノロジーズの専門家たちは、定期点検期間中に実装、テスト、および試運転作業を緊密かつ効果的に協力して実施しました。

その結果、定期スケジュール以外で生産が中断されることなく、操業が継続されました。

再稼働は迅速かつ効率的で、アルセロールミッタルの期待を上回り、通常のプロジェクトと比較して、より高い生産性で早期にフル稼働に至りました。

短い実装期間

移行においてコア機能が保持されたため、オペレーターとメンテナンススタッフはすぐに新しいソフトウェア操作方法を習得しました。 圧延ライン向けの新しいソリューションは、最先端の自動化プラットフォームに段階的に移行されました。

自動化機器は主に旧システムの制御キャビネットに格納され、短期間で迅速に実装されました。 ラインを短期間で通常の生産態勢に戻すためには、共同での準備作業と自動化プラットフォームのトップレベルのパフォーマンスが重要でした。 

アルセロールミッタル アイゼンヒュッテンシュタットは、製銑から製鋼、熱間圧延および冷間圧延までのバリューチェーン全体をカバーする総合製鉄所です。 1950年に設立され、自動車、家庭用電化製品、ホーロー産業向けの平鋼を生産しています。 
 

アルセロールミッタル アイゼンヒュッテンシュタットの熱間圧延ラインが、プライメタルズ テクノロジーズによる自動化更新後、ファーストコイルを生産しました。


プライメタルズテクノロジーズPrimetals Technologiesは本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は、三菱重工グループの100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約7,000人です。詳しくは、下記URLより当社公式ウェブサイトをご覧ください。 

公式ウェブサイト:https://www.primetals.com/jp