ロンドン2016年4月 07日

Primetals Technologies、中国・Ningbo Jintian Copper （寧波金田銅業）向け銅棒材圧延機を受注

• 需要拡大により 2 基目の銅棒材圧延機を受注
• タフピッチ銅＊１（ETP）を圧延
• 2017 年秋に操業開始予定

Primetals Technologies は、米国・Southwire Company, LLC（サウスワイヤー社、ジョージア州キャロ ルトン）を主契約者として SCR 3000 銅棒材圧延機を Ningbo Jintian Copper (Group) Co., Ltd.（寧波金 田銅業（集団）公司）向けに受注しました。浙江省寧波の同社への納入は 2010 年に続いて 2 基目で、 本圧延設備は、2017 年秋に操業開始の予定です。

今回当社は、サウスワイヤー社の SCR 3000 圧延機のうち圧延機及びコイラーのエンジニアリング、製 造、および試運転を担当します。新設される圧延設備は、独立駆動の圧延スタンド 10 基からなり、断 面積 3800 mm2の鋳造銅から直径 8 mm、9.5 mm、12.7 mm、16 mm および 18 mm の棒材を圧延し、 製品コイル重量 1～4 トンのビル用ワイヤー・ケーブル市場向けタフピッチ（ETP）銅を毎時 25 トン、 年間 16 万トン生産。また本契約には、直径 20 インチの入側シャー（せん断機）とテーブル、ガイド及 び油圧式ロール装備の粗圧延機、改良型入力シャフトシールおよびモーターとガイド装備の仕上げ圧延 機、酸洗ライン、ローラー付きターンダウン、ピンチロール、平置き環状コイラー、コンベヤシステム、 および潤滑油装置も含まれます。

寧波金田銅業（集団）公司は、1986 年に銅棒材メーカーとして創業して以来、中国最大の銅製品メー カーに成長し、今や中国上位 500 社に入る複合企業となっています。当社はサウスワイヤー社と 50 年 以上にわたる提携関係を築いており、同社の顧客向けに 100 基を超える非鉄圧延機を納入し、ほぼ 30 基のアップグレードを完了しました。

Primetals Technologies が Southwire Company, LLC を介して納入した 1 基目の銅棒材 圧延製造ライン

＊１ タフピッチ銅：Electrolytic Tough Pitch (ETP) copper. 電解により酸素分を 0.04%程度まで削減した銅で、最も一般的に使用されている もの。

原文プレスリリース及び資料は、以下の URL よりご覧になれます。 www.primetals.com/press/

Primetals Technologies 公式ツイッター: twitter.com/primetals

Primetals Technologies, Limited は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業にとって、エンジニアリングやプラント建設全般の、世界的 リーダーかつライフサイクル・パートナーです。当社は電機、オートメーション及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービス の一式を提供します。鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野部門にも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重 工グループで、株式会社日立製作所、並びに株式会社 IHI が資本参加している三菱日立製鉄機械と、シーメンス・グループのシーメンス VAI メ タルズテクノロジーズ社の統合により発足しました。出資比率は三菱日立製鉄機械が 51%、シーメンスが 49%です。発足時の従業員数は全世 界で約 9,000 人。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト：www.primetals.com