• プライメタルズ テクノロジーズの現CFOの池田喜晴がCEOに就任
• 後任CFOにはAndreas Weinhengst、また、Karl PurkarthoferがCOOに就任
• 2025年4月1日付で発令    

プライメタルズ テクノロジーズ（Primetals Technologies）は本日、池田喜晴（いけだ よしはる）の最高経営責任者（CEO）就任を発表しました。 前任の飯島悟（いいじま さとる）は、取締役兼フェローアドバイザーに就任します。 池田は、金属・鉄鋼業界での数十年にわたる経験を活かし、機械事業部門にとどまらず、営業や戦略的な役割においても卓越したリーダーシップを発揮し、成功を収めてきました。

経験豊富なリーダー

飯島は池田について以下のように述べています。「池田は、三菱重工業グループにおいて数十年にわたり組織の発展に尽力してきました。このたび、プライメタルズ テクノロジーズのCEOとして迎えることを、大きな期待とともに発表いたします。 彼は、金属・鉄鋼業界のパイオニアであり、グローバルリーダーであるという当社のビジョンを支える、卓越したリーダーです。」  

池田は、1980年代半ばに三菱重工業でキャリアをスタートしました。その後、三菱日立製鉄機械の海外営業部長、プライメタルズ テクノロジーズUSAのCEOなど、国際的に重要な役職を歴任し、 現在はプライメタルズ テクノロジーズの最高財務責任者（CFO）を務めています。  

池田は以下のように述べています。「金属・鉄鋼業界は現在、興味深くもあり、同時に大きな挑戦の時期にあります。 世界各地のお客様とともに取り組む中で、当社の使命は業界に革新をもたらし、持続可能な金属生産の在り方を再定義することです。 これは、HYFORやSmelterといった上流プロジェクトに限らず、下流工程においても同様です。例えば、圧延プラントやプロセスラインの炉の電化、さらには当社の画期的なArvedi ESP技術などが挙げられます。 さらに、デジタル化は当社のイノベーションにおいて不可欠な要素です。 デジタル脱炭素化、排出ガスモニタリング、ロボティクス、プロセス最適化の他、様々な分野で、私たちは技術革新を推進しています。 プライメタルズ テクノロジーズは、7,000人以上のエンジニアや専門家からなる国際的なコミュニティです。 私たちは力を結集し、これらの課題に立ち向かっていきます。私自身、この挑戦の一翼を担うことを心から楽しみにしています。」

CFOの後任およびCOO

2025年4月1日付で、2018年よりプライメタルズ テクノロジーズ オーストリアのCFOを務めているAndreas Weinhengstが、池田の後任としてCFOに就任します。 Weinhengstは、1990年代初頭よりオーストリア国内外の金属・鉄鋼業界において、営業、経理、管理部門などの分野でさまざまな指導的立場を歴任してきました。 Voest-Alpine Industrieanlagenbau（VAI）では、Kvaerner Metals BusinessのM&A部門におけるコマーシャル部門長を務め、また、プライメタルズ テクノロジーズの前身であるSiemens VAI Metals Technologiesでは、経理・管理部門の責任者を務めました。  

併せ、同日付で、Karl Purkarthoferが新たにプライメタルズ テクノロジーズの最高執行責任者（COO）として就任します。 Purkarthoferは、サプライチェーン、ターンキー、製造、プロジェクト管理、エンジニアリング、品質管理、環境・安全衛生といったグローバルな業務を統括します。 なお、個々のプロジェクトの管理は、引き続き各事業部門が担います。    

Karl Purkarthoferは、オーストリア、米国、英国において、グローバルリーダーとして数十年にわたり豊富な国際経験を積んできました。Siemens VAIではSVP兼戦略・M&A部門責任者を務め、また、プライメタルズ テクノロジーズでは全世界のサービス事業部門のトップとして指導的役割を担いました。 2024年4月、プライメタルズ テクノロジーズ オーストリアのCEOに就任しており、今後はその職務も継続します。
 

プライメタルズ テクノロジーズの最高経営責任者（CEO）に就任する池田喜晴

飯島悟は取締役兼フェローアドバイザーとして引き続き経営に参画

池田喜晴の後任としてCFOに就任する Andreas Weinhengst  

新設ポストCOOに就任するKarl Purkarthofer