ニュース&プレスリリース
ロンドン2021年9月 23日
アルセロールミッタル南アフリカ、ニューキャッスル 製鉄所向けステーブを受注
- 曲げ変形抑制技術を採用
- 高炉耐用期間を通じ、安定した生産を実現
プライメタルズ テクノロジーズ(Primetals Technologies)は、アルセロールミッタル 南アフリカ (ArcelorMittal South Africa)より、同社クワズール ナタール(KwaZulu Natal)州ニューキャッスル (Newcastle)製鉄所の高炉用鋳鉄ステーブを受注しました。このステーブは、ボルトの脱落を防いで、 冷却管への過度の負担がひき起こす管破損や炉内への冷却水漏れを予防する実績ある固定システムや、 熱によるステーブコーナーの変形を抑え、ステーブの早期破損を防ぐ当社特許の曲げ変形抑制技術等、 重要な機能を備えています。これらの機能が高炉の耐用期間を通じての安定した生産計画を可能にしま す。ステーブは 2021 年内に現地に納入され、2022 年の第 2 四半期に据付けられる予定です。
南アフリカ、クワズール ナタール州北部に位置するニューキャッスル製鉄所は、同国随一の形鋼メーカ ーです。高炉1基を有し、年間生産量は 180 万トンで、生産する形鋼の素材は、低炭素鋼、中炭素鋼、 低炭素リムド鋼代用品、硫黄快削鋼、調質鋼、高炭素線材、低合金、中合金、高合金です。当社は以前 に、アルセロールミッタル南アフリカ、バンダービールパーク(Vanderbijlpark)製鉄所に銅ステーブ を納入しています。
当社は、鋳鉄ステーブ 5 列分(耐火性インサート他付帯品を含む)の設計と供給を行います。ステーブ の据付はアルセロールミッタル南アフリカが行います。
プライメタルズテクノロジーズ製鋳鉄ステーブの 3D イメージ
プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies, Limited)は本社を英国・ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリン グ、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。当社は電機、オートメーション、デジタ ライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる 分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。当社は三菱重工およびパートナーの出資によるグループ 会社で、従業員数は全世界で約 7,000 人です。詳しくは、下記 URL より当社公式ウェブサイトをご覧ください。 公式ウェブサイト:https://www.primetals.com/jp.