• 連続鋳造機更新で自動車産業向け特殊棒鋼（SBQ）の生産に対応
• 近代化の一環として新しいストランドガイドを導入 
• 迅速でトラブルのない稼働開始プランで鋳造製品の市場投入までの時間を短縮

メキシコの自動車産業は現在大きな成長を遂げており、多くの自動車メーカーが国内に新たな生産拠点を設立しています。 様々な高張力鋼を必要とする自動車生産拠点が増えることを受け、 プライメタルズ テクノロジーズ（Primetals Technologies）がメキシコの鉄鋼メーカー Talleres y Aceros S.A. de C.V.メキシコの鉄鋼メーカーTalleres y Aceros S.A. de C.V.（TYASA）は、TYASA

自動車用鋼を含む製品ポートフォリオの拡大を計画しています。 

プライメタルズ テクノロジーズ（Primetals Technologies）は、TYASA向けに、ビレット、ブルームおよびビームブランクに対応する6ストランドマルチキャスターの自動車用鋼への更新工事を受注しました。対象の連続鋳造機のストランドガイドを包括的に更新し、内部ストランドの品質を向上させるために電磁攪拌機も導入します。更新後、TYASAは品質に関する最高要件を満たす多様な特殊棒鋼の生産が可能になります。 対象の連続鋳造機のストランドガイドを包括的に更新し、内部ストランドの品質を向上させるために電磁攪拌機も導入します。 更新後、TYASAは品質に関する最高要件を満たす多様な特殊棒鋼の生産が可能になります。

迅速な稼働開始で高いROI

プライメタルズ テクノロジーズは、定評のある 「Connect and Cast 」コンセプトに基づいてこの工事を行います。 このコンセプトは、機械設備とオートメーションシステム間の明確なインターフェースにより、迅速でトラブルのない稼働開始を確実にするものです。 適切なパラメーターが事前に設定され、連続鋳造機は迅速に稼働を再開し、鋳造製品をすぐに圧延・販売することが可能であるため、投資収益率（ROI）が短期間で向上します。 

求められる最高品質

自動車用鋼の生産には、最高レベルの品質基準を満たす設備が必要です。プライメタルズ テクノロジーズが行うストランドガイド更新は、そのような厳しい要求に確実に応えます。また、電磁攪拌機の導入により、中心偏析を最小限に抑え、鋳造製品の優れた内部品質を保証します。

本工事においてプライメタルズ テクノロジーズは、主要な機械部品、電気および自動化システムを供給します。

TYASAとプライメタルズ テクノロジーズ

TYASA は、マルチキャスターの他、EAF Quantum電気アーク炉1基、ツインレードル炉2基、ツイン真空脱ガス装置1基、Castripプラント、リバースコールドミル1基など、プライメタルズ テクノロジーズ製の設備を複数導入しています。 2018年、プライメタルズ テクノロジーズはTYASA向けに、Castripラインからのストリップを処理する亜鉛めっきとカラーコーティングの複合ライン新設工事を受注しました。 また、プライメタルズ テクノロジーズは、メキシコにある大規模な工場を通じてメンテナンスサービスも提供していることもTYASAとの長年のパートナーシップを示す一例です。 

同族会社であるTYASAは、3,000人以上の従業員を擁し、特殊鋼、鋼板、塗装鋼、建設産業用鋼を生産しています。 鋼板市場へは、2014年の生産ライン増設で参入しました。
 

プライメタルズ テクノロジーズによるマルチキャスター更新でTYASAは自動車産業向け特殊棒鋼（SBQ）の生産を開始します。

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